トランペッターの1/72タイガー中期型です。
主砲がL71の架空モデルのキットで、もしかしたら後期型かと思い購入したら鋼製転輪部品がまったく入っていない中期型だったというもので、悔しかったのでヤケ組みです。（笑）
各パーツは、現在の水準のものかと思いましたが、若干のバリが見られ、斧のモールドが不完全で柄だけになってます。前部に付けるスコップも変な形です。写真の黒いパーツはゴム系の材質で、バリがわずかですがありました。これを取り去るのがちょっと手間でした。
各パーツの合わせ具合は、砲塔に大きめの隙間が生じるほかは気になったところはありませんでした。
キューポラが対空機銃レールと一体モールドで、視点によってはツルンとして見えるので、レールの下の隙間を掘りました。
予備履帯は砲塔用のみ用意されていて、右側が3枚が一体成型されていましたので2枚に減らしました。
車体前面の予備履帯は足回りのものを原型に裏面のみコピーしました。
履帯は車体に撃ち込んだ真鍮線で抑え込む方法でたるませました。
このタイプのツィメリットコーティングは必須ですのでタミヤパテを塗ってドライバーで刻みました。車体側面にモールドされていた履帯交換用ワイヤーは邪魔だったので予め切除しました。
予備アンテナケースは0.75mmのプラ棒で追加しました。車長ハッチの取っ手は取付穴があるだけでパーツが無かったので0.3mm真鍮線で付けました。パーツにモールドされていたその他の取っ手は真鍮線で付け直しても良かったのですが、大雑把に内側をくり抜くだけにしました。