D51 498 ＳＬ銀河ドリーム号
(Jun.2012)
ARII 1/50
ＳＬ銀河ドリーム号
1989年７月の花巻〜遠野間運転を皮切りに毎年、夏または秋季にＪＲ釜石線（花巻―釜石間）をD51型蒸気機関車（498番）が12系客車５両を牽引して１日１往復したが、運転は2001年に一旦終了した。その後、2004年6月に復活するも、それ以降ＳＬでの運行は途絶えていた。
2012年6月に平泉の世界遺産登録記念と震災復興イベントとして展開された「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせて、D51による運行が８年ぶりに復活した。
キットはスケールの割にボイラー外面の配管がかなり省略されていたり、外装品の形状が実車と異なっていたりと満足できる内容ではありませんでしたが、前部のスノーブラウ、後方表示、旋回窓を追加し、ヘッドマークを今回運行時（2012/5〜6）のものとした他は素組です。基本工作ではいくつかの小さなパーツのヒケが意外に目立ったのでパテ埋め修正しました。やすりがけして消えた梨地部分もそのままです。
旋回窓は1.5mm厚ほどの透明プラ材を貼り付けて一段出っ張らせてみました。旋回窓のフレーム自体はデカールで再現しました。
ナンバープレートは5/26〜27が緑、6/2〜3が赤、6/9〜10が青、6/16〜17が黒と運行スケジュールごとの日替わりでどれにしようか悩みましたが、ヘッドマークが水色なのでよりカラフルに見える6/2〜3の赤にしました。ヘッドマークと運転席外面の表示類は（撮鉄さんたちが公開されている写真から）デカールを作って貼りました。
展示台の線路の砂利には細かなコルク片を利用しましたら、モールドが浅いものだったため枕木が埋もれてしまいました。軌道の土手としては高すぎたかも。
