 | 1. 各ピースの品質確認がてら0.5mmのドリルで穴がきちんと付いているかを見ます。穴が詰まっているモノはきっちり開けますが、片方のピンのモールド部は塞がっているべきなので貫通させないようドリルをピンバイスに取り付ける時に長さを調節しておきます。また、この時バリを見つけたら面倒臭がらずに切除しておきます。 |
 | 2. キャタピラの構造上、角材などに並べて一気に連結するのは無理のようなのでひとコマずつ繋いで、針金の固定もひとコマずつ処理します。タミヤの sd.kfz251C では片側55個を繋げます。 まず針金を長いまま、奥までしっかり差し込みます。 |
 | 3. 連結するピースを内側に折り、ニッパーの刃先のクリアランスを確保した上で、針金を切断します。この時、針金が抜けかけた状態で切断すると（短くなって）繋いだつもりがバラけてしまいますので注意が必要です。 |
 | 4. 針金がゆるんで抜けてこないように注意しつつゼリー状瞬間接着剤で穴を塞ぎます。先細ノズルを利用すると楽です。 |
 | 5. 張り具合は接地側をピンと張った状態にして上側のたわみ具合で確認・調整します。 上段…張り過ぎ（ロードホイルに接していない） 中段…適正（ロードホイルの上端のみに接している） 下段…緩み過ぎ（ロードホイルに巻きつくように接して波打ったようになっている） |
 | ※. 作例ではリアアイドラーホイールの軸を加工してテンション調整が出来るようにしてあります。 また連結に使う針金が細い為、各ピース間には遊びがあります。キャタピラを引っ張ると結構伸びて長さ調整ができますが、引っ張り過ぎると針金が曲がって外れることもありますのでご注意ください。 |