Tiger(Late)April.1944 Product

AFVクラブ 1/35 タイガー後期型（ヴィットマン搭乗車）フリウル ATL-06

メインショット

SS101重戦車大隊、ヴィットマンの指揮用車輌205号車です。この車輌は1944年４月前半に生産されたもので、砲塔上面が単板の40mm厚に強化され、モノサイトのTzf9cと小型のマズルブレーキの組合せの主砲を搭載していました。
コーティングはタミヤのポリパテ＆ブレードで施しました。ヘッドライトのコードはフリウルの針金を使い、アンテナは出来の良い基部を生かして0.5mm真鍮線を差し込んであります。車体前部の予備トラックは実車同様に12枚使いました。マズルブレーキのカバーはティッシュペーパーを巻いて水溶き木工ボンドで形を整えました。
205号車は右のマフラーカバーが外れていますので削り取った側面フェンダー基部を移植してあります。タグロープは一方の端を後部に繋いだ状態で行軍していましたので、ナイロン軽糸を使って実車写真のように取り付けました。
列車輸送時に使われる主砲用枕は積層プラバンを削って作りました。ジャッキの取っ手は金属線に置き換えずにキットパーツのモールドを削り込んであります。
砲身クリーナーのロッドと収納部はキットのパーツで、キャタピラ交換用ワイヤーは前後のフックの位置が違っているようでしたけど、フック部分の空いている側を削り込んで立体感を出しただけでキットのプラパーツを使いました。砲塔の側面の視察口のスリットは中期～後期型砲塔の仕様に合わせて前後に広げました。予備トラックはフリウル。連結ピンは省略しました。
ターレットナンバーはキット付属のデカールを使いまして、左右側面は実車のように不揃いに並べました。右側面では「２」が「０５」より少し下がった位置に描かれてます。デカールが立体裁断ではないので「２」の上半分が視察口の出っ張りの影響ですぼまってしまいました。
左側面の書体は「２」の上端が「０５」より高い位置から描き始められていますが「２」の下辺が右下がりになって「０５」の下端に合わせてあります。222号車と231号車も同様の描き方になっています。なお砲塔側面パーツは上部を0.5mmほど削って低くしてあります。